湘南通商の営業の愛知です。
先日お得意様からお問い合わせがありました。
『杭ナビを使用して位置出しと高さも出したいんだけど出来るかな?』
それならXYの座標値以外にもZの数値を入れればできますよと回答。
『既知点に高さの座標値がない場合はどうしたら良い?』
という事で当たり前と思われるのですが計画地盤高は何を基準に決められているか?を聞きました。
『ベンチ(BM)があるからそこの高さを基準にしてるよ』と予想通りの回答。
トプコンの無料アプリ『TopLayout』観測と杭打ちと2つの機能がシンプルで良いのですが
高さを含めた作業になると既知点のZ座標の数値がないと正確に機械高が出せません。
という事でお客様のご希望にお応えできる手段がすぐに思いつきました。
建設システムさんの快速ナビです。
快速ナビは広く知られている杭ナビの操作アプリです。
現場作業をやり易くする事を意識して開発されたため機能も充実して操作も簡単。
その中の機能の一つに機械点設置の際にBM観測による機械高の設定が可能です。
※事前に座標登録でBMのZ座標値を入れておく必要があります。
デモで実際にBM観測による機械高を設定し測設で仮想計画地盤高との
差がどのように表示されるか確認していただきました。
お客様はイメージが湧いたようで『これなら問題ないね』と言っていただけました。
次に予定している現場は点数が多く丁張を作る時に便利と言われていました。
今まではトータルステーションで位置を出して自動レベルで高さを見ながらの作業
自動レベルでイチから高さを出しつつ丁張を出すのは意外と手間で人手も必要。
なので杭ナビでを使用して位置出しと高さの両方を一人で同時に出す事できるはありがたい。
多少の誤差があっても最後に自動レベルで確認するのは訳がないので作業効率が上がると
わかりやすく説明をしていただきました。
デモを通してお客様のご意見を聞く事が結果的に
セールスポイントに繋がるなと感じた一日でした。