湘南通商の営業の愛知です。
雨の日でも使用する事が多いレーザーレベル。
基本的に測量機は防水機能があるのですが多くの商品が完全防水ではありません。
水が原因で故障した場合、『防水じゃないの?』と聞かれる事が多いのです。
ややこしいのですが完全防水でない限り水に濡れて
すぐに壊れないような程度と思った方が故障リスクは避けられます。
濡れてもその後しっかりと乾燥すれば問題なのですが…
ちゃんと乾燥させても機械内部に水が侵入して故障という事もあります。
こうした故障はまれにありますが原因の一つで使用中にケースの解放状態にしてしまい
運悪く緩衝材の下に水が残ってしまう事があります。
水が残っている事例の写真です。
こんなもんで壊れるのと思われる方もいるでしょう。
水がダイレクトに機械内部に入り込む事は少ないのですが
濡れた水分が蒸発して密閉性の高い格納ケース内で
蒸発した水蒸気が機械内部に侵入してしまう事が多いです。
当ブログでも雨に濡れたら機器を安全な場所でケースから出して
ケースの解放した状態で乾燥させてから格納する事を進めております。
しかし、ケース内の緩衝材の下に残った水でも蒸発した水蒸気が
機械内部に入り込んで故障する事があります。
ケースのふたを締め忘れて突然の大雨等が原因と考えられます。
ケース内(緩衝材の下)に入り込んだ水はなかなか乾燥しにくいので
本体が乾燥したから大丈夫だろうと思っていたら…
ケース内に水が入り込まないように心がける事で故障のリスクは軽減されます。
読んで頂いた方が少しでも故障リスクが軽減されると良いですね。