湘南通商の営業の愛知です。
本日はソキア自動追尾トータルステーションiX1205の
納品前の動作確認及び精度点検調整を行いました。
精度の点検は大きく分けて2種類
『角度の点検調整』と『測距の点検調整』です。
角度はコリメーターと呼ばれる設備を使用して
角度の点検を行い必要に応じて角度の調整を行います。
直接本体の調整ネジを使用する調整と販売店が使用できる
特殊なモードで電子的な調整を行います。
次に距離の点検調整は基準機(国家標準に基づいた校正がされている機械)で
数点測距を行いその数値に合うように対象の機器の電子調整を行います。
ブログ当社の基準機は国家標準に基づいた校正を行っております。
自動視準・自動追尾の機器はさらにサーチを使用した際に
プリズムの中心をとらえる調整を行います。
ここまででやっと本体の準備が出来ました。
次に今回の目玉でもあるワンマン観測するにあたり周辺機器との
接続を行います。(詳細は割愛します。)
地味に長い下準備を終えて実働の確認になります。
昨年データコレクタのOSがWindowsからandroidに
変更されました。それに伴い電子野帳ソフトも変わりました。
今まで『SDR8サーベイ』と言うソフトでしたが
『プロサーベイヤー3D』と言うソフトに変わりました。
接続テストと操作方法の確認も含めていざ実践。