湘南通商の愛知です。
先日、杭ナビを購入していただいたお客様から
他の従業員に使用方法の実技指導をして欲しいとご相談を受けました。
という事で本日現場に訪問していざ実技開始。
まずはスマホに操作端末のインストールして杭ナビと接続する設定。
続いて現地にて座標を手入力する方法。
杭ナビの据え方や据える位置のコツ等を説明。
入力した座標を基に後方交会を行ったのですが・・・
誤差がでかいので使い物にならず。
2点目がおそらく違う鋲を基準点としている可能性があると思ったので
代わりに接道に残っていた市のプレートの座標を使用して後方交会。
誤差1~2㎜だったのでこれを基に2点目の基準点を
杭打ちしたところ違う位置に鋲が出てきました。
お客様は「こんなこともできるの?」と驚かれていました。
二点の基準点を基に再度後方交会して敷地内のポイントを杭打ち。
誤差が5㎜以内でした。木杭だったので多少動いた可能性もあります。
数回の操作でコツを掴んだのか機械を振りむかせる操作に自動追尾を
させる立ち位置などスイスイと作業されるお客様に
本当に初心者なのかと思いました(笑)
最後に敷地内は土が盛ってあったり資材があって見通しがきかない場合の
対処方法として新点を観測。機械点を移動して新点を使用して後方交会。
残りの点の杭打ちをして実技終了。
お客様の反応は、とてもよくこんなに簡単で便利なものだったのかと
実技指導した甲斐がありました。
今回の実技指導は基準点が間違っていたり見通しがきかない場合の
対応など実際の現場によくある問題への対処が出来たので良かったです。