杭ナビが高低差で誤差が出るか検証してみました。

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先日、杭ナビのデモを行った際に誤差5~9㎜が出てしまったので

杭ナビのデモに行ってきました。

 

高低差が原因なのか以下の実験をしてみました。

①トータルステーションを使用してミニプリズムと360°プリズムの距離に差が出るのか?

②トータルステーションで高低差のある所にポイントを作って杭ナビで杭打ちしたら誤差は出るのか?

①トータルステーションを使用して数点、ミニプリズムと360°プリズムを使用して観測した結果

ミニプリズム    ①5.567m ②22.564m ③47.928m (定数0)

360°プリズム ①5.566m ②22.563m ③47.928m (定数-7)

結果は±1㎜以内の誤差でした。

②杭ナビを使用して高低差のある斜面で杭打ちした結果

1点目(機械から5m高低差-1m)XY共に±0㎜

2点目(機械から20m高低差+1m)XY共に±1㎜以内

3点目(機械から36m高低差+3m)XY共に±1㎜以内

今回の実験では誤差が出ませんでした。

この結果をデモさせていただいたお客様に報告。

そこでお客様が今回の誤差について元受の方から聞いた情報は

なんと現地の座標値そのものがズレているとの事でした。

結果として杭ナビは上記の内容の高低差であれば

精度に問題がない事が証明できました。

今さらこんな事をと思われるかもしれませんが

お客様にきちんと説明できるように実際にやってみる事も

重要な仕事だと思っています。

良い勉強になりました。

デモを通じてこうした機会をいただき誠にありがとうございます。

営業:愛知

 

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