焦点鏡レンズの剥がれ(ソキア SET4110)

みなさんお疲れ様です。

非常に暑い一日、現場で仕事されている方にはキツイ一日でしたね。

さて本日は、点検調整でお預かりしたソキアSET4110についてです。

1996年に製造開始したPOWERSETシリーズです。

プログラムカードおよび非接触式メモリーカード対応、MS-DOS互換のOSを採用。

現在使用されているトータルステーションに近くなっています。

そんなこちらの機械の入庫時点検で接眼レンズを覗いたら。

まるで顕微鏡で微生物を観察するような感じに。

十字線のピントを合わせるとはっきり映るこちらの症状。

原因は焦点鏡レンズ(十字線があるレンズ)の張り合わせ部分の剥がれが原因です。

24年の歳月でこうした部分に経年劣化が出てきます。

部品の供給は終わっているため中古機からの移植の対応になります。

古い機械で修理可能ですが交換部品も同じような製造年なので同様の症状が起きる可能性があります。

修理するか、新品・中古機を購入するかお客様に提案した上で選択していただきます。

 

営業:愛知

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