湘南通商の営業の愛知です。
まだ5月だというのにジメジメして不快な気候です。
さてこの時期がやってくると多くなる修理依頼です。
万が一急に雨が降った場合は測量機が濡れてしまう事もあります。
基本的に測量機は多少の雨ですぐに壊れる事はありませんが
IP〇〇と記載があるものは防水だから
水とほこりが原因で壊れるなんておかしいじゃないかと思われますが…
ほとんどの機械が完全防水じゃないので注意して下さい。
IP〇〇はその規格に定められたある程度の水とほこりに耐えられるので
濡れた測量機はきちんと管理しないと故障します。
故障をできる限り軽減する管理方法
濡れてしまった測量機は十分に乾燥させてからケースに格納して下さい。
「そんなこと当たり前だ」と思われている方もいらっしゃいますが
まれにケースのふたを閉め忘れてケース内に水がたまる事もあります。
ケース内に入った水はなかなか抜けないのでご注意ください。
では管理が不十分な場合はどうなるのか?
本体内部に水滴がびっしりの状態のレーザーレベル。
レーザー射出部位まで曇っていました。
本体内部に侵入した水分はモーターや基板など
重要な部品の腐食に繋がります。
腐蝕した部品の多くは交換になります。
分解を伴う作業ため修理代金も高くなります。
測量機は濡れたままケースに長時間保管しないと言う基本的な事を
守っていただければリスクはかなり軽減します。
もし故障したかなと思ったらお気軽にご相談ください。