湘南通商の営業の愛知です。
トータルステーションの点検依頼て何をしているのか?
大前提として測量機が精密機器です。
丁寧に扱ったとしても移動中の車の振動や
現場の重機などの振動により少しずつ精度が悪くなります。
・視軸(見ている方向)
・光軸(レーザーの飛んでいる方向)
・チルト(棒気泡管・円形気泡管・電子気泡管)
・横軸(望遠鏡部を支える軸)
・測距距離
・水平角/高度角
細かく言うときりがありません。
メーカーが公表している機種ごとの許容値はとてもシビアです。
使用していて「あれ?精度悪いな」と実感したらほとんど許容値を超えています。
例えば転倒など顕著な衝撃が加わっても
外観に異常がなければ大丈夫だろうなんてもってのほかです。
高度角の点検例です。
ES:横軸水平度 望遠鏡を支える軸が水平であるか
EL:視軸と横軸直角度 望遠鏡を支える軸に対して見ている方向が直角になっているか
上記の数値な場合、視軸と横軸水平度が1′16″と表示されています。
※ELの数値が0になっているのはすでに調整済みのためです。
当社はJSIMA(日本測量機器工業会)の適応区分に従って精度を調整いたします。
写真の機種の場合、視軸と横軸水平精度の許容値は10″以下となります。
したがって1′16″と言う数値がどの程度のものか一言でいえば「異常な数値」です。
転倒による衝撃で横軸がズレたと推測できます。



