レーザーレベルが転倒 修理見積はどんな感じ?

湘南通商の営業の愛知です。

先日お客様からレーザーレベルを倒してしまった。

レーザーが出る部分のガラスが割れているので

修理見積お願いしますと連絡をいただきました。

お預かりの際に外観を点検し見える部分の故障個所の情報共有をします。

確かにガラス面がバキバキに割れていました。

その他は大きく異常が見られなかったのですが・・・

お客様に誤解がないようにガラスが割れる程の衝撃なので

①精度が著しく悪くなる

②内部の部品が破損し動作に影響が出る

以上の内容で部品交換が複数の場合は修理代金も上がる事にご理解をいただきます。

帰社後にまずは動作の点検から。

電源を入れて整準動作をしてレーザーが回転する事を確認。

異常が見られたら内部の破損や基板の異常があるものと判断します。

次に精度の点検。

割れたガラスが乱反射を起こしてしまう可能性があるので

破損個所を外して精度の点検を行います。

精度の点検は単に水平精度を見るだけではありません。

自動整準機なのでカタログ記載の自動補正範囲内で正しく動作するかも確認します。

また受光器の動作・精度の確認も行います。

最後に内部破損がないか分解して確認を行います。

一通りの点検を終え交換部品の有無や作業にかかる時間などが

修理代金として見積に反映されます。

修理不可や高額な修理と思われる故障の場合は買い替えなどを提案する事もあります。

いずれにしてもお客様にとって最善な提案をする事が優先しております。

上記の内容の通りただ壊れている部品を交換して終わりではなく

測量機である以上きちんとした精度で動作する事を確認できる状態にするため

手間と時間がかかりますのでご理解いただけると幸いです。

測量機の点検調整・修理の事でお困りの方はご遠慮なくご相談ください。

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