湘南通商の営業の愛知です。
トータルステーションの後方交会は便利だけどやり方がわからない。
そんなあなたに反響が大きいブログを再アップしました。
トータルステーションの後方交会は同じメーカーでも
操作方法に違いからわかりにくいですよね。
今回はソキアCX-105・105Fの後方交会の手順を説明したいと思います。
任意の場所に機械を据えて「杭打ち」を選択し、機械点の設定を選択。
右下の後方交会を選択してXYZ座標を選択すると観測画面になります。
ここが機械によって操作方法が違うのですがこの段階で
既知点の座標値の読み込み方法がわからないと困っていたお客様もいました。
CX-105・105Fの場合は既知点の座標値の読み込みが後になるので先に観測します。
観測後にこちらの画面に切り替わります。
ここでYESを選択するとこちらの画面に切り替わります。
左下に読込と表示されてます。座標値にカーソルを動かさないと表示されないです。
読込を押すと登録してある座標値の選択ができるので便利です。
2~3点観測(測距できるなら測距した方が精度が上がります。)
2点以上観測すると右下に計算と表示されるので
選択すると機械点の座標が表示されます。
OKを押すと方向角設定シマスカ?をYESするを
選択すると一点目を後視点として0セットされます。
これで完了です。
後方交会の利点は既知点から杭打ち点を視準することが出来ない場合
後方交会なし 既知点に据える→既知の後視点観測→TPを出す→移動して据える→既知の後視点観測→杭打ち作業開始
後方交会あり 任意の点に据える→既知点を観測(2点以上)→杭打ち作業開始
機械を据える作業が一回で済むので作業効率が上がります。
注意点として任意の場所とはいっても以下の図のような位置を選点してください。
当社では、できる限りお客様のご都合に合わせて測量機の機能のわからないこと等を
直接デモンストレーションして解決できるように心がけております。
こんな機能を使ってみたいけどやり方がわからないと
お悩みの方はお気軽に当社までご相談ください。