トプコン 面トルESN-100のデモをしていただきました続編

湘南通商の営業の愛知です。

昨日に続きトプコン3Dスキャナー面トルESN-100のデモの続きです。

観測終了して操作端末に表示された画面を基に抜けがないか確認することが出来ます。

機械点を中心に赤(密度濃い)~青(密度薄い)で表示されます。

エリアの選択をする事で指定範囲のみ表示することが出来ます。

表示を抜けに切り替えると抜けているところがわかりやすくなります。

ここまでであれっ?!と思う方がいると思います。

端末の表示は2Dの平面になっています。3Dの点群表示はないようです。※2024/11月現在

また点群合成についても現地座標を基に後方交会をしているので自動合成になります。

という事で取り込んだ点群をTREND POINTで見てみました。

しっかりと角が出ているので問題ないどころかすごいじゃないか?と思いました。

こちらは白黒表示で弊社の対面にある民家の構造物ですが

機械点1点目と2点目の中央にあるのですが違和感がありません。

後方交会で誤差が少ない場合はつなぎ目がわからない位で合成されているようです。

前面道路で影のせいで見にくいですが表示を変えると

側溝や道路の修正した個所などが見えるようになりました。

ソフトが良いものなのもありますが観測データとして十分なのではないでしょうか?

最後にこちらの階段ですがこんなにしっかり角が表示されているので驚きました。

こちらの面トルのデモ受けて以前にデモしていただきたスキャナーと比べて操作は簡単でした。

土木向けでスキャナーを使用した事ない方を対象とした商品との事。

デモを通しての感想です。

端末の3D表示は必要か?以前にデモを受けた機器は

操作端末で点群データの3Dで確認することが出来ました。

ソフトの負荷が大きくなりフリーズを起こす事もある様です。

観測の抜けがわかれば十分では?

安定してサクサク動く方が良いとも思えます。

また後方交会のみでの機械設置は手間ではないか?

機器の性能上20mピッチで観測すると良いとの事です。

目安になる構造物がない場所では自動合成がうまく機能しない事がある中で

ミラー設置の手間はあるものの高精度で合成できるのは利点になるかと思いました。

何より点群合成の処理をしなくてもそのままデータを

3DCADになので手間がむしろ省けるのでは?と考えられます。

従来のハイエンドな3Dスキャナーより使用しやすくなり、

合成等・難しい事は苦手だけど3Dスキャナーを導入したいと思われている方にはお勧めです。

デモをご希望の方は地域にもよりますがご相談ください。

面トル メーカー公式ページ

本社

〒251-0002
神奈川県藤沢市大鋸1-9-3
TEL: 0466-28-8804
FAX: 0466-28-8854

アクセスマップ

JR線・小田急線・江ノ島線「藤沢駅」
より徒歩11分