湘南通商の営業の愛知です。
先日入荷したトプコン楽位置LN-50
本日は「楽墨」「楽座」を使用して動作確認を行いました。
座標は事務所前の前面道路で事前に観測していた
座標を使用して位置出しをしてみました。
余談ですがキャンディーミラーの精度は特に問題なく
軽くてコンパクトなのでラクラクでした。
後方交会と同じ基準点観測で機械点を設置。
誤差もなくいざ位置出し…
あれっ!?(;゚Д゚)
全然位置が合わない…
機械の故障か?焦る気持ちが問題点を見逃します。
気づかぬまま再度、機械点設置からやり直し
座標の位置が画面上に出た時に違和感が…
座標が反転している?Σ(・ω・ノ)ノ!
という事で測量と建築で使用する座標に違いがあるのを思い出しました。
測量で使用する座標は縦軸がX横軸がYになります。
建築は数学と一緒で横軸がX縦軸がYになります。
なので測量機で観測した座標データを取りこむと図形がひっくり返ってしまいます。
ではなぜ機械点設置が出来た?
反転しようがA点・B点の距離と角度は変わらないからですね。
機械点設置で誤差なしだったのに位置出しでとんでもないところに行くわけですよ。
結論は機械に異常はなく測量・建築の座標の仕組みの違いでした。
トプコンの有料アプリ「楽墨」は建築向けの機能は充実しております。
ご利用の際はお間違えのないように(笑)
また一つ勉強になりました。