ソキア トータルステーションSET600S 対物レンズの異常

湘南通商の営業の愛知です。

お客様から点検調整の依頼でお預かりした

ソキア トータルステーションSET600S

お預かり後に角度に異常がないか確認しますが

検査台に乗せていざ確認したところ・・・

異常に見えにくい(-_-;)

また通り(視軸と横軸横軸の直角度)と

90°00′00″(鉛直目盛0点誤差)を見ても著しく数値が悪い状態。

このような場合は故障している事が多いです。

もしかして・・・レンズかも・・・

写真は対物レンズ側になります。

わかりにくいと思いますが左上部分に模様がは見えます。

経年劣化によりレンズの張り合わせ部分が剥がれています。

肉眼ではわかりませんがレンズが少しずつ動いている状態です。

レンズが動くとどうなるの?

角度・距離の精度が著しく悪くなります。

修理は出来るの?

機種にもよりますがこうした症状が出る機種は古い機種になるので

部品がなくて修理が出来ない。または修理代の方が高額になる事が多いです。

こちらの機械もお客様に状況報告を行い、修理不可と説明させて頂きました。

お客様とご相談の上、新品または比較的新しい中古に買い替える方向になりました。

古い機種をご使用の方で精度が著しく悪いと感じられたらそのまま使用せず

測量機専門店にご相談ください。

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