ソキア自動レベルB20 ピントが合わない症状の修理 2023.05.16 湘南通商の愛知です。 修理のブログを上げるの遅くなりました。 先日お預かりしてピントが合わない症状でした。 対物レンズ側から覗いてレンズがズレているのを確認できました。 さて・・・どこのレンズだろうか? ソキア自動レベルB20のレンズは以下の内容になります。 接眼レンズ→焦点鏡→リレーレンズ→合焦レンズ→対物レンズ 今回は対物レンズから覗いて明らかにレンズがズレていたので 合焦レンズの貼り合せがズレたのかな?と予測してました。 分解して確認したところ 対物レンズを外して合焦レンズも外した状態です。 さらに奥にあるのはリレーレンズです。 自動補正部を分解した状態のリレーレンズ。 ズレているのがわかります。レンズ上部にネジがあるのが旧モデルになります。 現行のモデルは2か所に変更されています。 リレーレンズの交換で修理が出来ますが部品の供給があるのは現行のモデルのリレーレンズ。 形が合いません・・・ では加工すればよいではないか(*‘ω‘ *) という事で加工します。 旧モデルのネジ穴を作るために穴をあけて ネジ穴を切ります。 ネジ穴加工完了。 後は取り付けて精度調整になります。 100m先見え方 無事に見えるようになりました。 気になる修理代ですが故障修理調整30,000円~ 中古の自動レベルを買うより安く済みますので修理する事をお勧めします。 同じ症状で悩まれている方はご遠慮なくお問い合わせください。 Tweet 新品納品時に機器の説明など 前の記事 トプコンレーザーレベル修理のご依頼ありがとうございました 次の記事 湘南通信(ブログ) 2024.10.11 追加のご注文ありがとうございます 2024.10.10 レンタル情報 トータルステーション(光波) 2024.10.9 中古測量機販売情報ソキアレベルプレーナーLP415 2024.10.8 測量用金属鋲ミニパック販売しております 2024.10.7 転倒した自動レベルはそのまま使用せず専門店に修理に出しましょう 湘南通信一覧 本社 〒251-0002 神奈川県藤沢市大鋸1-9-3 TEL: 0466-28-8804 FAX: 0466-28-8854 アクセスマップ JR線・小田急線・江ノ島線「藤沢駅」 より徒歩11分