お客様の現場に訪問して機能の説明をしてきました。

湘南通商の愛知です。

昨年、自社で位置出しが出来るようになりたいと

弊社で中古のトータルステーションを購入された県内のお客様から

今の現場で座標値がないけどRC等の構造物の位置出しが出来る

機能はないか？と問い合わせがありました。

単純に座標値をいただくことが出来ないのか確認したのですが難しいようです。

そうなるとそもそも何を根拠に位置を出して良いかわからないので

出来ないと思いますと回答いたしました。

お客様はうまく説明できないから現場に来てくれないか？

有償で対応する事が可能と説明させていただきご理解をいただいた上で本日現場に訪問。

現場を拝見させていただきお客様から説明を受けてから

やっとお客様がやりたいことがわかりました。

前面道路に２点の基準点となる鋲があり敷地内に

構造物の位置として木杭が打ってありました。

 

しかし、座標値はすぐに手に入らないので作業して

木杭が飛んでしまった後の復元をするにも

業者がすぐに来てくれる状況ではない。

その間いちいち作業が止まってしまう様では効率が悪い。

 

これを解決する方法があるはずなんだけど、

どの機能を使用してよいかわからない。

現場に来て正直安堵しました。

座標観測の機能を使用して現状の木杭の位置を

任意座標で観測すれば解決です。

という事で任意座標で座標観測の手順を説明しながら

同時に観測を行いました。

観測終了後に点検のため観測した点を数点杭打ちして

問題なく作業が出来たことを確認。

お客様は安心されました。

有償での対応だったので問題解決が出来るか不安でしたが

微力ながらもお客様の問題解決に貢献出来て良かったです。