気をつけてください。乾電池の液漏れ 

湘南通商の愛知です。

遠方のお客様との会話で地域によっては

積雪により作業が出来ない事を知りました。

 

ふと、測量機の中で乾電池を使用する物もありますが

使用しない期間は乾電池を抜いているのか?

忘れて長期的に放置した結果どうなるか・・・

以前反響が多かった乾電池の液漏れで腐食した電池ボックス・・・

だけで済まなかった悲惨な状況をご紹介いたします。

乾電池の液漏れで修理依頼を受けたこちらのトプコンのDT-10

電池BOX周辺が白く変色しています。

電池ボックスを外して状態を確認。

端子が欠損・残っている方も腐食が激しいです。

ふたの方も腐食が激しいです。

中古パーツの電池ボックスを付けて通電を確認。

しかし接触不良で電源が落ちてしまいます。

一見何の問題もなさそうですが

本体側の端子が片方引っ込んだまま。

こちらの修理が必要なので側板を外していきます。

側板を固定しているネジが4本中3本腐食しています。

嫌な予感がします。

 

なんと電池BOXから漏れた液体が内部に侵食していました。

こうなってしまうと通電して使用できる状態になったとしても

すぐ故障してしまう可能性が高いです。

残念ながらお客様に状況報告して修理不可としてご返却いたしました。

いかがでしたでしょうか?

乾電池を使用する測量機全般に言えるのですが使用頻度が少ない場合は、

使用後に乾電池を外しておくことをお勧めします。

外してもケース内に入れておくと悲惨な状況になります。

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