湘南通商の愛知です。初めて杭ナビのレンタルをしていただいている
お客様から使用方法を現場で説明して欲しいとご依頼がありました。
翌日、早速現場の方へ伺わせていただきました。
出来る限りレスポンス良く対応するのが弊社の強みです。
現場は河川の護岸工事で位置出しをするのに人手が足りず
一人で作業をするために杭ナビを導入する事になったそうです。
まずは現業観測に基づく既知点のSIMAデータとお客様で
作成した施工用のSIMAデータを取り込みました。
アプリはTopLayoutで新規現場を作成。
座標データを入力。2つのSIMAデータを取り込んでも
問題がない事を確認して準備完了。
現場に移動して機械を設置して電源オン。端末との接続も問題なし。
いざ後方交会にて杭打ちです。
後方交会に使用する1点目を文字検索をしようとしたら
アプリが落ちてしまった・・・何故?
もう一度アプリを再起動して同様の作業を行うも同じ症状が・・・
しかし、ある程度、問題点を予測して事前に説明していたので冷静に対処します。
その問題点とは?座標データをPCから端末に移す際に点名が
いくつか空欄になっているのを確認していました。
その場で該当の座標を削除するには時間がなかったので
誤作動する可能性があることをお客様に事前に説明していたのです。
案の定というか本来は点名が入ってて当たり前なうえ、複数の点名なし
解釈によって同一名の点が複数あると誤認したのかなと・・・。
なので少し手間ではありますが検索機能を使用せずに既知点を選んで
後方交会し、無事に作業が出来ました。お客様も流れを把握されたようでひと安心です。
少しづつではありますが機械のトラブルシューティング及び
予測されるトラブルについて対応出来るようになってきたと実感でました。
余談ですがTopLayoutを使用されて座標データが取り込めないと問い合わせが来ますが
その多くがCSVデータでZ座標を空欄にすると誤作動するようです。
高さは必要なくても何かしら数字を入力するようにしてください。