湘南通商の営業の愛知です。
本日はお得意様からのご依頼で杭ナビの使用方法のデモに行ってきました。
来月から始まる現場で高さを含めた位置出しをしたいけど杭ナビを使用したら
どんなふうになるか知りたい。と言ったご希望でした。
今回のデモで重要なのは計画高に対して高低の表示がどのように表示されるのかです。
杭ナビの操作に慣れていないため操作がシンプルなトップレイアウトを使用しています。
デモのため座標のないところでしたので仮座標を5点ほど作りました。
デモを数回しているうちに座標を作るのもお手の物です。
まずは杭打ちの操作を実際にしていただきました。
仮座標を使用して後方交会。まずプリズムを自動追尾させるコツを説明。
機械点が無事に決まったところで杭打ち作業へ
自動追尾から機械が向いている方向に移動する動作に変わる事を説明し
杭打ち点を端末の画面を見ながら移動。
その際に端末の画面右下に高さの表示がされるので計画高との差を確認できます。
次に放射観測で現況の高さを観測。作業終了後に観測データを出力して
PCに取り込み座標値と高さの表示がされることを確認した上で
座標値(高さ)の数値を変更してみました。
そのデータをSIMAデータで出力し、今度は端末に取り込んで再び杭打ち。
問題なく作業が出来る事をご理解いただきデモ終了です。
私個人のイメージとして土木・建設の現場において
若手の社員は黙ってみる事が当たり前のような中、
今回のデモを通して作業内容を熟知しているベテラン社員の方と
最新の機器の操作の呑み込みが早く、使いこなすのが早い若手の社員の方が
共同で取り組む様子がとても印象的でした。
こうした機器を通して若手の育成になるのであれば
積極的に取り入れて現場がにぎやかになると良いですね。