ソキア トータルステーション SET600S 転倒修理

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本日はソキアのトータルステーションSET600Sの

転倒修理についてお届けいたします。

 

お客様より気泡管を水平に合わせても機械の電子気泡管が

大きくくるっていると相談を受けました。

現地について機械を確認したところ左側盤部が破損しいました。

棒気泡管は水平ですが電子気泡管がオーバーレンジです。

原因は転倒したとのこと。

機械を預かり早速点検をしましたが望遠鏡の回転が重く

横軸がズレている可能性が高くなりました。

側板部を外したところ横軸を固定するネジが外れていました。

続いて、横軸の調整を行ってみたものの精度が出ない状況。

そうなると柱と呼ばれる望遠鏡を支えている金属部分

が歪んでしまったと考えられます。

かなり強い衝撃が加わったと推測できる重症です。

柱を交換するには一度全部品を外すため、完全分解が必要です。

SET600Sの部品供給は終わっているので部品取りの機械から移植します。

測量機は精密機械なので強い衝撃が加わると精度に異常が出ます。

外観が大きく傷ついていないから大丈夫だろうとそのまま使用せずに

早急に点検・修理をすることをお勧めいたします。

ご使用の測量機であれ?おかしいなと感じたらお気軽に当社へご相談ください。

営業:愛知

 

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