レンタル測量機の転倒事故(ソキア トータルステーション SET510S)

皆さん本日もお疲れ様です。

本日は、レンタルの測量機で起きてしまった転倒事故についてお話いたします。

今朝、開店間もなくお得意様からお電話が入り

「レンタルしている光波を倒してしまい使用できなくなってしまった。作業で必要なので代わりの機械を用意してほしい。」

こういった場合、機械の事も心配ですがそれは二の次です。

お客様は、作業を進めなければいけないので早急に代替えの機械を用意して現場に向かいます。

市内の現場であったため、1時間以内に代替品を納品することが出来ました。

お客様から転倒時の状況を聞き、機械の状態を一緒に確認。今回は外装の傷は軽微な状況でした。

しかし、電源を入れてある程度、整準しても液晶表示部に「チルトオーバーレンジ」と表示される状況が確認できました。

修理の見積が出来次第ご連絡するお約束をして帰社。

機械の状態を見ます。

外観は転倒した側に傷があるものの何とか補修できると思われます。

整準して電源を入れます。

正方向

90°方向

 

棒気泡管は真ん中に来てますがチルトオーバーレンジと表示されています。

では機械のチルトを表示させてみましょう。

正方向

 

棒気泡管が真ん中にありY軸が10″なので大きな誤差なしですが

X軸が表示できないくらいのズレありですね。

90°方向

次に90°回転させると棒気泡管は真ん中なのに同じくX軸の異常が確認できます。

チルトの異常が確認できました。

その他横軸の異常も確認できました。

チルトのオフセットと横軸の調整で直ると良いんですが・・・

後日測距テストで光軸の誤差の確認等を行います。

レンタル機の転倒事故による修理代は全額ではありませんが、お客様負担分も発生致します。

出来る限り、お客様のご負担が軽減されるように修理していくようにします。

 

当社では、お客様が安心してご利用できるようにレンタルの測量機のトラブルも迅速に対応させていただきます。

 

営業:愛知

 

 

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