パイプレーザーの修理 (ソキアSLP200)

本日もお疲れ様です。

ようやく4月のコロナの影響の静けさが収まり、活気づいてきた感じがする今日この頃です。

本日は、朝から新規のお客さんの所へ訪問し、トータルステーションと回転レーザーレベルの点検調整の依頼を受けました。その後にこれまた新規のお客さんへ点検調整完了品を納品予定でしたがいろいろあって後日に延期。
帰りにレンタルの引き取り1件と点検調整のお預かり2件訪問して午前中が終了。
帰社してお昼を食べようと思っていたのですが、優しい上司より今から2件修理の引き取りとレンタルの納品に行けと…

僕の昼食は待ってくれてもお客様は待たせる訳にいかないので当然行くことに(-_-;)

再び帰社して、さぁ昼食をと思っていたら本当に優しい上司から今度は点検調整の引き取り急いで行けと…

結局、昼食を食べたのは夕方の5時…夕食です(笑)

さて今回は、ソキアのパイプレーザーSLP200の修理についてご紹介いたします。

ソキア SLP200

症状は電源を入れたら誤作動を起こす。電源が落とせないとのこと。

お預かりして動作確認をしたところ確かに電源を入れた瞬間に液晶の数値が勝手に上昇していくのが確認できました。

 

そして電源が落とせない。

 

カバーを開けると液晶下のパネルのスイッチと基盤をつなぐ

コネクターがあります。外すと誤作動がおさまります。

この状態では、機械は正常に動作するのも確認できました。

再びコネクターをつけると誤作動を起こします。

原因はこのパーツ付近と考えられます。

そこでパネルをめくってみます。下段の真ん中が電源のスイッチです。

基盤の線が一部黒く変色しています。基盤が腐食していると考えられます。

 

今度はコネクター部分です。上から五番目(電源)の線が黒く変色しております。

こちらも腐食がしているものと考えられます。

パーツの供給が終わっているため今回は、スイッチ部の接点を清掃して

何とか電源のオン・オフができるようになり動作も正常になっているのを確認しました。

 

最後に精度の確認を行ってお客様にお渡しするのですが根本的な問題の解決が出来ていない事を

説明して、再度同様の症状が出たら修理が困難であるため買い替えを検討してほしいとお話しします。

今回は、残念な形になってしまいましたがお客様に機械の状態を把握していただき、

新しい機械を購入をするのか、レンタルするのか、お客様のご希望に応えていけるように対応させていただきます。

 

営業:愛知

 

 

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